コンサート、終わりました。

先週金曜日に両国門天ホールでのコンサート終了しました。

一日寒い日でした。

両国のビルの1階というちょっとわかりづらい場所にも関わらず、多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。

18:30の開場前に外でお待ちいただいたようで申し訳ありませんでした。

 

今回は北欧・デンマークと日本の作曲家のチェンバロ作品を演奏しました。

日本の作曲家からは鈴木治行氏、田中聰氏の作品。

お2人の全く異なった才能をチェンバロでどこまで表現できるのか。密度の高い音楽です。

デンマークから5曲。

チェンバロはとても単純な構造です。ついつい1本の弦では頼りない気がしてカプラー(上下の鍵盤を同時に動かす機構)で弾くのが普通であると思いがちでした。それはカプラーと上鍵盤で強弱を現し、それが基本の設定になっていました。

ところが現代の作曲家の豊かな発想によって、実はチェンバロは1本1本の弦が充分に表現を持つのだということを教えていただきました。

 

これからも追求していきたいと思っています。

 

お忙しい中、お出かけいただきましてありがとうございました。