モダンチェンバロ

モダンチェンバロと一言でいってもいくつか種類があります。プレイエル、ノイペルト、シュペアハーケ、アンマーなど100年ほど前から製作され演奏されてきました。

今年は松本音楽迎賓館のプレイエルを弾くことができ、また練馬文化センターのノイペルトも弾いてきました。モダンチェンバロはメーカーによって仕様が異なり、ピアノのように同じというわけではありません。そうとうにその楽器に慣れる必要があります。5月のプレイエルの時は何度も通い慣れるのに時間がかかりました。(私がいつも弾いているノイペルトとは全く異なる配置なのです)。

従って楽器の持っている特性がそれぞれ違いますのでレジスター(足ペダルや手の操作)も違ってきます。

同じクープランを弾くにもその楽器用のレジスターを考えます。それがとても楽しい作業なのです。

今回、12月16日のコンサートではノイペルトでの演奏となります。

ノイペルトのレジスターは音をミックスすることにとても優れています。

様々の音を作り出します。

今回、モーツァルトのソナタやエマヌエル・バッハのソナタ、セバスティアン・バッハのフーガで試してみます。