
9月22日のコンサートでは「モダンチェンバロの可能性」について考察しています。
モダンチェンバロがいつごろから作られ、演奏されてきたかについてはまだまだ分からないことだらけのようですが、はっきりとしているのは1889年のパリ万博に出品されたこととと、それ以前から注目され演奏され研究が進んでいたことは知られています。
モダンチェンバロはその時期に生まれ、それから盛んに製造された楽器です。
この楽器の特徴は手で操作する2つのストップと足で操作する5本の(7本)ペダルを組み合わせて音を作ることができることです。
これがとても面白いのです。
今回は16世紀のカベソン、17世紀のケルル、18世紀のバッハ、ロワイエの作品をレジスター(ミックスして音を作るストップやペダル)を工夫してオルガンのような音を作ってみたいと思っています。
さて、オルガンのような重厚な音になるでしょうか?
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