コンサート

 

 

本間みち代 チェンバロ・コンサート

カルロス・セイシャスとその周辺をめぐる18世紀地中海音楽

 

2010年は日本とポルトガルに修好通商条約が結ばれて150周年という記念の年となります。展示中の白須純のアズレージョ(ポルトガルタイル)の大壁画 「ベレーザ・ウニヴェルサル」と、本間みち代のチェンバロの調べにより、地中海の風をお楽しみください。

 

2010年5月16日(日)
開場:14時30分

開演:15時

料金:3,000円
場所:ギャラリーeikoeito

   新宿区矢来町32-2

   03-6479-6923

プログラム ※途中、適宜調律と休憩がはいります。
 

カルロス・セイシャス(Jose Antonio Carlos de Seixas:1704-1742年)
・トッカータToccata(Allegro-Minuet)
18世紀ポルトガルを代表する作曲家。1738年、隆盛をきわめたジョアン5世より、騎士の称号を授与。生涯に700曲の楽曲を残すという記録はあるが、1755年のリスボン大地震により多くは消失。


アントニオ・デ・カベソン(Antonio de Cabezón:1510-1566年)
・騎士の歌による変奏曲
18世紀地中海音楽の源流である、チェンバロ史上最古の楽曲のひとつ。


ベルナルド・ストラーチェ(Bernardo Strace:1637-1707年)
・バレートBalleto
・フォリアFollia


ドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti:1685-1757年)
・ソナタ Sonata K.119


アントニオ・ソレール(Antonio Soler:1729-1783年)
・ソナタSonata No.49
・アレグロ・プレスト・アッサイAllegro-Presto assai

セイシャスとともにポルトガルで活躍したスカルラッティの弟子。スペイン王子の音楽教師となった。


フレイ・ジャシント(Frei Jacinto:18世紀初期-中期)
・トッカータToccata
リスボン図書館に残された2曲の楽曲以外は生涯不明の作曲家。


ホセ・リドン(José Lidón:1748-1827年)
・ソナタSonata


カルロス・セイシャス(Jose Antonio Carlos de Seixas:1704-1742年)
・ソナタSonata (Moderato-minuet)